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【Laravel】php artisanコマンド一覧

この記事は約14分で読めます。
PHPコマンドアイキャッチ

PHPのバージョンは、8.2.12です。

サンプルについては、リンクがあるもののみ、
クリックしていただければ表示されます。

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composer.json

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必要な部分のみ記載します。

    "require": {
	"php": "^8.2",
        "laravel/framework": "^11.0",
        "laravel/pail": "^1.2",
        "laravel/tinker": "^2.10"
    },
    "require-dev": {
        "laravel/sail": "^1.37",
        "nunomaduro/collision": "^8.5"
    },
    "minimum-stability": "dev",
    "prefer-stable": true,

php artisanコマンド一覧

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前半のphp artisanは共通のため割愛します。

コマンド説明引数オプション
aboutプロジェクトの概要や説明を表示–only, –json
clear-compiledLaravelでコンパイルされたファイルを削除
completion補完スクリプトの生成シェル名–debug
docsLaravelの公式サイトへアクセスページ
セクション
downメンテナンス画面へ切替–redirect, –render, –retry, –refresh, –secret, –with-secret, –status
inspire最強のプログラマーになれます
listコマンド一覧を表示名前空間–raw, –format
pailアプリケーションのログ管理–filter, –message, –level, –auth, –user, –timeout
serve開発用Webサーバー起動–host, –port, –tries, –no-reload
testテストフレームワーク1を用いてテスト実行–without-tty, –compact, –coverage, –min, –parallel, –profile, –recreate-databases, –drop-databases, –without-databases
tinker対話的にLaravelを開発必要ファイル(include=)–execute
upメンテナンスモード解除

auth

コマンド説明引数オプション
auth:clear-resets古いパスワードトークン2をリセットブローカー3

cache

コマンド説明引数オプション
cache:clearアプリケーションのキャッシュクリアキャッシュストア4–tags
cache:forget特定のキャッシュを削除キャッシュのキー名
キャッシュストア名
cache:prune-stable-tags古いキャッシュタグ削除(Redis5のみ)キャッシュストア名

channel

コマンド説明引数オプション
channel:listブロードキャストチャンネル6一覧を表示

config

コマンド説明引数オプション
config:cacheLaravelの設定ファイルをキャッシュ
config:clearキャッシュされた設定を削除し、最新設定を反映
config:publishvendorフォルダ内の設定ファイルをconfigフォルダへコピーパッケージ名–all, force
config:showLaravelの設定内容を表示設定ファイル名 or キー名

db

コマンド説明引数オプション
dbデータベースに直接接続し、CLI7セッションを開始接続データベース名–read, –write
db:monitor指定データベースの接続数を確認・監視–databases, –max
db:seedデータベースにレコードをシード8シーダークラスのクラス名–class, –database, –force
db:show指定されたデータベース情報を表示–database, –json, –views, –types
db:table指定されたデータベースのテーブル情報を表示表示するテーブル名–database, –json
db:wipeすべてのテーブル、ビュー、型を削除–database, –drop-views, –drop-types, –force

env

コマンド説明引数オプション
envLaravelの現在の環境を表示
env:decrypt.envファイルの複合化–key, –cipher, –env, –force, –path, –filename
env:encrypt.envファイルの暗号化–key, –cipher, –env, –prune, –force

event

コマンド説明引数オプション
event:cacheLaravelのイベントリスナーをキャッシュ
event:clearLaravelのイベントリスナーのキャッシュをクリア
event:listLaravelのイベントリスナーの一覧を表示–event

install

コマンド説明引数オプション
install:apiAPI認証にセットアップを自動化する(Laravel Sanctum, Passport)–composer, –force, –passport, –without-migration-prompt
install:broadcastingLaravelのブロードキャスト機能をセットアップ–composer, –force, –without-reverb, –without-node

key

コマンド説明引数オプション
key:generateLaravelアプリのAPP_KEYを生成–show, –force

lang

コマンド説明引数オプション
lang:publishLaravelの内部で使用される言語ファイルをコピーする(langフォルダへ)–existing, –force

make

コマンド説明引数オプション
make:cache-tableキャッシュ用テーブルを作成するマイグレーションファイル生成
make:cast共通のEloquentキャストクラスの生成作成するクラス名–force, –inbound
make:channelブロードキャストチャンネルの認可クラス生成作成するクラス名–force
make:class新しいクラスファイルを作成作成するクラス名–invokable, –force
make:commandカスタムartisanコマンドの生成作成するクラス名–force, –command, –test, –pest, –phpunit
make:componentコンポーネントの作成作成クラス名–inline, –view, –path, –force, –test, –pest, –phpunit
make:controllerコントローラークラス作成作成クラス名–api, –type, –force, –invokable, –model, –parent, –resource, –requests, –singleton, –creatable, –test, –pest, –phpunit
make:enumEnumクラスの作成作成クラス名–stirng, –int, –force
make:eventイベントクラスの作成作成クラス名–force
make:exception例外クラスの作成作成クラス名–force, –render, –report
make:factoryモデルファクトリを作成作成クラス名–model
make:interfaceインターフェースの作成作成名–force
make:jobジョブクラスの作成作成クラス名–force, –sync, –test, –pest, –phpunit
make:job-middlewareジョブミドルウェアクラスの作成作成クラス名–force, –test, –pest, –phpunit
make:listenerイベントリスナークラスを作成作成クラス名–event, –force, –queued, –test, –pest, –phpunit
make:mailメール設定クラス作成作成クラス名–force, –markdown, –view, –test, –pest, –phpunit
make:middlewareミドルウェアクラスの作成作成クラス名–test, –pest, –phpunit
make:migrationマイグレーションファイルの作成作成クラス名–create, –table, –path, –realpath, –fullpath
make:modelEloquentモデルクラスの作成作成クラス名–all, –controller, –factory, –force, –migration, –morph-pivot, –policy, –seed, –pivot, –resource, –api, –requests, –test, –pest, –phpunit
make:notification通知クラスの作成作成クラス名–force, –markdown, –test, –pest, –phpunit
make:notifications-table通知情報を保存するテーブル作成用のマイグレーションファイル作成
make:observerオブザーバークラス9の作成作成クラス名–force, –model
make:policyポリシークラス10の作成作成クラス名–force, –model, –guard
make:providerプロバイダークラス11の作成作成クラス名–force
make:queue-batches-tableキューバッチ用のテーブル作成用マイグレーションファイル作成
make:queue-failed-table失敗したキュージョブの記録テーブル作成用マイグレーションファイル作成
make:queue-tableキュージョブをデータベースで管理するテーブルの作成用マイグレーションファイル作成
make:requestフォームリクエストクラスの作成作成クラス名–force
make:resourceリソースクラス12の生成作成クラス名–force, –collection
make:ruleカスタムバリデーションルールを設定するクラス作成作成クラス名–force, –implicit
make:scopeカスタムスコープクラス13の作成作成クラス名–force
make:seederシーダークラスの生成作成クラス名
make:testテストクラスの作成作成クラス名–force, –unit, –pest, –phpunit
make:traitトレイト14の作成作成クラス名–force
make:viewビュー(blade.php)の作成作成ファイル名–extension, –force, –test, –pest, –phpunit

migrate

コマンド説明引数オプション
migrateマイグレーションに実行–database, –force, –path, –realpath, –schema-path, –pretend, –seed, –seeder, –step, –graceful, isolated
migrate:freshすべてのテーブルを削除し、再度マイグレーションを実行–database, –drop-views, –drop-types, –force, –path, –realpath, –schema-path, –seed, –seeder, –step
migrate:installマイグレーション用のリポジトリテーブルの作成–database
migrate:refreshテーブル構造を保ちつつ、マイグレーションを再実行–database, –force, –path, –realpath, –seed, –seeder, –step
migrate:resetすべてのマイグレーションをロールバック–database, –force, –path, –realpath, –pretend
migrate:rollback最新のマイグレーションをロールバック–database, –force, –path, –realpath, –pretend, –step, –batch
migrate:statusマイグレーションの状態を確認–database, –pending, –path, –realpath

model

コマンド説明引数オプション
model:prune古いレコードの削除–model, –except, –path, –chunk, –pretend
model:show指定したモデル情報を表示表示したいモデルクラス名–database, –json

optimize

コマンド説明引数オプション
optimizebootstrap、設定、メタデータなどをキャッシュ
optimize:clearbootstrapファイルなどのキャッシュをクリア

package

コマンド説明引数オプション
package:discoverパッケージマニフェスト15を再構築

queue

コマンド説明引数オプション
queue:clear指定したキューからすべてのジョブを削除キュー接続名–queue, –force
queue:failed失敗したキュージョブ情報の確認
queue:flush失敗したキュージョブをすべて削除–hours
queue:forget特定のキュージョブを削除削除したいジョブID
queue:listenキューを監視、ジョブを処理キュー接続名–name, –delay, –backoff, –force, –memory, –queue, –sleep, –rest, –timeout, –tries
queue:monitor指定されたキューのジョブ数を監視、イベント実行–max
queue:prune-bathchesバッチ処理用データベースから古いデータを削除–hours, –unfinished, –cancelled
queue:prune-failed失敗したジョブのテーブルから古いデータを削除–hours
queue:restartデーモンワーカー16の再起動
queue:retry失敗したジョブの再試行ジョブID–queue, –range
queue:retry-batch特定のバッチにて失敗したジョブを再試行バッチID–isolated
queue:workデーモンワーカーの起動キュー接続名–name, –queue, –daemon, –once, –stop-when-empty, –delay, –backoff, –max-jobs, –max-time, –force, –memory, –sleep, –rest, –timeout, –tries, –json

route

コマンド説明引数オプション
route:cacheルート情報をキャッシュ
route:clearroute:cacheで作成されたキャッシュを削除
route:listルート情報の表示–json, –method, –name, –domain, –path, –except-path, –reverse, –sort, –except-vendor, –only-vendor

sail

コマンド説明引数オプション
sail:addLaravel Sail17に新しいサービスを追加追加サービス名
sail:installLaravel開発環境をDockerで構築するための設定をセットアップ–with, –devcontainer, –php
sail:publishdocker-compose.ymlをdockerフォルダ以下にコピー

schedule

コマンド説明引数オプション
schedule:clear-cacheスケジューラーが作成した排他制御ファイルを削除
schedule:interrupt現在実行中のタスクを中断
schedule:listすべてのスケジュールタスクを表示–timezone, –next
schedule:run設定されたタスクを実行
schedule:test特定のスケジュールタスクをテスト実行–name
schedule:workスケジュールワーカー起動、タスクを監視・実行–run-output-file

schema

コマンド説明引数オプション
schema:dumpデータベースのスキーマをファイルにダンプ–database, –path, –prune

storage

コマンド説明引数オプション
storage:linkstorageディレクトリにシンボリックリンク18を作成–relative, –force
storage:unlink既存のシンボリックリンクを削除

stub

コマンド説明引数オプション
stub:publishstubsディレクトリにスタブファイル19をコピー–existing, –force

vendor

コマンド説明引数オプション
vendor:publishvendorパッケージから設定ファイル、ビューなどをプロジェクトにコピー–existing, –force, –all, –provider, –tag

view

コマンド説明引数オプション
view:cachebladeファイルをコンパイルし、キャッシュ
view:clearview:cacheでのキャッシュを削除

  1. PHPUnit, Pest, Laravel Dusk, Laravel BrowseKit, Mockeryなどがあります ↩︎
  2. パスワードをリセットする際に使用する、一時的なキー(暗号のようなもの) ↩︎
  3. 設定や管理を行うコンポーネント(役割や機能を持った部品。config/auth.php possword記載) ↩︎
  4. キャッシュデータの保存先や管理方法を提供する機能(config/cache.php記載) ↩︎
  5. Remote Dictionary Server。データをメインメモリ(RAM)に保存 ↩︎
  6. リアルタイムデータを複数クライアントへ一斉配信するための通信経路。通知機能などで使用 ↩︎
  7. Command Line Interface。ターミナルやコマンドプロンプトなど ↩︎
  8. 初期データの挿入 ↩︎
  9. UPDATEやDELETEなどの特定のモデルのイベントが発生した際に、処理を実行するクラス ↩︎
  10. 削除や更新などモデルに対して行う操作を認可を定義するクラス ↩︎
  11. サービスコンテナ(依存性の管理や解決)にバインドするためのクラス ↩︎
  12. データの整形やフォーマットの管理をするクラス ↩︎
  13. Eloquentモデルを使用した複雑なクエリをまとめるクラス ↩︎
  14. 共通のプロパティやメソッドを定義してある、ミックスインできるstaticクラスのようなもの ↩︎
  15. パッケージやメタ情報を定義するファイル ↩︎
  16. バックグラウンドで常に動作するプロセス。特定のタスクやジョブを継続的に処理。 ↩︎
  17. Laravel公式の軽量開発環境。Dockerを使用し開発環境を容易に生成。 ↩︎
  18. 特定のファイルやディレクトリなどへのショートカットや別名を作成する機能 ↩︎
  19. Laravelで生成されるデフォルトのコードテンプレートの設定をしているファイル ↩︎
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